佐藤まーの地下ブログ

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秋になり、みかん農園の収穫が不作と聞き、
ひさかたぶりに訪れてみようと思いました。


すると農園へむかう途中にさしかかった民家の軒先で、
近所の女性たちが集まって話をしているのが聞こえます。


「あそこのネコ屋敷のネコ、また増えているみたいで迷惑な話よね。」

「屋敷主が放し飼いにしているから、勝手に子供をつくってどんどんと増えていくんだよね。」



ネコ?
がどうしたんだろう?


みかん農園に着くと、気のせいか農園主さんは前よりもやつれているように見えました。


「ちょっとみかんの収穫が忙しくて疲れているんですよ。アハハー……」
と、農園主さんは言います。



農園主さんに挨拶をしたあと、みかん農園を見て回りました。


すると農園のすみっこで、
数人が集まってなにかを話しているが聞こえます。

「また、今日も来るのかな……。」
「つぎはどの木がやられるんだろう……。」
「誰かが追っ払わないと!でもそれができるのは農園主さんなんだけどやさしいから……。」


僕はその輪の方へ歩いて行き、こう言いました。
「ちょっとそのお話、聞かせてもらえますか?」



~ ~ ~ ~


僕が農園にいた人たちからきいた話はこのようでした。

・農園の近所にネコが放し飼いにされているネコ屋敷がある。
・飼い主は、ネコに好き放題を許していて抑制することを知らない。
・ネコたちはあらゆる欲が旺盛で、あたりの農園農家の作物を食い散らかしたり、交尾を繰り返し子ネコを産んで数を増やし続けている。
・屋敷主を注意するとネコたちをけしかけてきて、自分の育てる木を荒らされてしまう。
・今までに何本もの木が荒らされ、ひどいものは病気にかかり、果実を付けなくなってしまった。



客観的にみてもひどい話だとはおもいましたが、
あくまで僕は関係のない人間。

その真偽や是非を問うのはちがいます。
屋敷主さんにも言い分はあるのかもしれませんし。


しかし、このままではいずれネコ屋敷を取り囲んで、
近所の住民との全面戦争だって起こりかねない。
その状況が危ないと思いました。



みかん農園の主さんには個人的恩義を感じており、
そんな彼女が何もできずにみかんの収穫量が減り、
気を病んでしまっているとするのであれば、
見るにたえない。と思いました。


なんとかしたい。
農園主さんに頼まれたわけではありませんが。

知り合いの業者に頼んでネコを徹底的に排除するのは簡単なのですが、
農園主さんはきっと悲しむ。

ネコを排除することは、みかんの木を折るも同じ。


そもそも僕だって自分に全く関係のない屋敷主さんやネコのことを、
水戸黄門のように良い悪いを判断して切って捨ててをやるのは何かが違うなと思いました。



放っておくべきかの葛藤もなかったわけではありませんが、それは一瞬でした。

かんがえました。

徹底的にかんがえました。

あくまで第三者だからこそ、
できることをかんがえました。



考えた結果の「動物農園」。
正解なのかはわかりません。
やってみないと。


~ ~ ~ ~

みかん農園にいた人たちと協力して、
農園と屋敷とのあいだの空き地に、
囲い柵を立てました。


ここにネコたちを誘い込んで「キャットファーム」にしてしまおう。

ネコ好きの人たちを呼べば、
安全にながめ愛でてくれるはずです。
というわけでほうぼうに散らばるネコを探しに行ったのですが。



ネコたちを柵の中に誘い込むのは、
大変な大仕事でした。


ある時は引っかかれて傷を負い、

「このクソネコがもうしらん!やっつけてやる!んがーー!!!!!」

と我を忘れて叫んでしまったりもしてしまい。


「うるさい!聞いているラジオが聞こえないじゃないか!!!」
とラジオ好きの方に怒られ、ようやく我に還れたりもしました。



なんとか苦労して50匹くらいいる全てのネコたちを柵の中に誘い込み、
そして迎えた「キャットファーム」オープンの日。


予想以上にたくさんの方々にご来場をいただき、
予想以上にたくさんの反響をいただきました。

(も、もういいよってくらい……)



「キャットファーム」では来場者によるエサやりだって自由ですし。

ネコ屋敷の主さんも自分のネコが愛でられて、
エサの販売で儲けがでれば文句なんか言わないはず。

ネコ好きさん達の間での有名人になってチヤホヤされれば、
屋敷主さんも悪い気はしないはずだと思ったのです。



それと、設置した柵に穴があって、
外に出たネコたちを一回強引に叱りつけて中に戻してしまったことには、
心が痛みました。



「キャットファーム」

わけの分かんない野良猫状態でうろついて、
近所の方々に不安を募らせるネコたちを集めて、
人に見てもらえれば、みかんにもネコにも両方いいよねと。



どう出るかは、わかりません。




自分はといえば、
農園の木を借りて作物を作るでもなく、
どっか小さい土地でもいいのでじぶんちで、
原点に還って、米でも作り始めたいな。


「俺は、もう戦わん。」


~ ~ ~ ~

「動物農園」の続編が、どうかジョージオーウェルオリジナルの「動物農場」となりませぬよう。


※登場人物は現実世界とはぜんぜんかんけいないです。
※完全に脳内でちちくり広げられている妄想フィクションです。

あ、でもSNSとかでの拡散はなしでおねがいしますいちおう。







みかんエントリーに泣いた。



ので、
誇大妄想ストーリーをばひとつ。

※脳内フィクションです。現実の人物とは関係ありません。



~ ~ ~ ~


1984年、ぼくは東北の米農家の家にうまれました。


たまに家の田うえや稲かりをてつだったりしていたもので、
作物をそだてては収穫して、という行為は身近なところにありました。


勉強のために村をでて、しばらくは都会で学校にいったり、
商社に入社して仕事をしておりましたがある日、
柿農園の農園主の人から声をかけられました。


「きみ、農業かじったことがあるならうちの農園で働きなよ。」


というお誘いをうけて、僕はその小さな農村に住みつくことになります。




柿農園がある村には、ほかにもたくさんの農家や酪農家が住んでいて、
それぞれが違った作物や動物をそだてていて、
村のなかのいろんな家を見て回るのをとても楽しんでいました。


僕は声をかけてくれた柿農園主の土地の一角にあった柿の木を育て始めます。

はじめは思うように実がならなかった柿の木ですが、
育てかたを農園主の人におそわりながらやっていくうちに、
木に実がなりだすようになりました。

あ、それと、僕の木の近くには、
柿の木でパンティーを育てようとしていた変わった人もおりました。
という余談もあります。



農園主の女の人はとても気さくで面白い人だから、
周りの人たちにとても好かれており、
たくさんの人たちが農園に遊びにきます。



そんな遊びにくる人の中に、みかん農園の人もおりました。

その人も奇特なもので、ご自身の農園でのみかん栽培だけではなく、
柿農園の中にある一つの木をかりて、柿を育てて楽しんでいました。



柿農園の人が近所の人と水路の使い方をめぐってちょっとしたトラブルになったとき、
気が強そうにみえる反面、とても気にしいでビビりな人だもんで、
農園をほったらかしてどこかに逃げ込んでしまった事があるのですけれども。


「考え方が違うだけで目的はおなじなのになにを争う必要があるのですか。」

と僕がここで必死に訴えかけ始めたことがあり。


そんなとき、みかん農園の人はどこから見つけたのか、
訪問者が2人くらいしかいないときにこの肥溜めを見つけてくださり、
ちゃんと見ているからね、とやさしく言ってくださいます。


のちに大々的に支援をくださったばかりか、事が落ち着いてからというもの、
作物の作り方を懇切丁寧におしえてくださった辺境の川沿いに住む人と並んで、
僕のこころの恩人であります。


思いは通じてくれたようで、水路利用の件は落着。

柿の農園主はしばらくして「てへへ、ちょっと雲隠れしとりましたw」と、
恥ずかしそうにして村に戻ってきました。




~ ~ ~ ~

柿の農園がほったらかされることになる数ヵ月前の夏。

みかん農園で、とある木が強風でぽっきりと、根本から折れてしまう事件が発生しておりました。



みかん農園には僕の方からもちょくちょく遊びに行っており、
折れてしまうみかんの木を育てていた人もこちらの集まりに絡んでくださってきたこともあり、
村を離れて別のところに行くと言いだして驚きます。


なにも、村を離れなくて、新しい木をまた育て始めればいいのに。。

村を離れゆく彼の背中を、悲しい気持ちで見送っておりました。
(こんどの大阪で会いたい人)



それから時はしばらく経ち、
みかん農園の主がこちらへ遊びにきたある時。

「実は、彼の木が折れてしまったのは風のせいではなくて、ある人が飼う動物によって折られてしまったの。」

と、僕にほのめかします。


僕は、彼の木が折れてしまった時のことを覚えていてもの悲しくなり。

「折ったってだれが?どんな動物が?」

と聞きましたが、
みかん農園の主は、それ以上口を開かず。

ご自分の農園に戻っていかれました。



農園主が口を開かなかったのはきっと、
その真面目で心優しき性格ゆえん。


動物にも、生きる権利がある。
みかんの木の果実を、
おなかいっぱいたべてもらいたい。



と思っていたのだと思います。
(勝手な妄想)


そして、異変はこれに留まりませんでした。





とりあえず今回はここまで。

「今書いてます。」



っていうので、アクセス数を見てどこまで通知するかも決める予定。
ここ最近放置中のブログだからポストしても全く誰にも見られない可能性があるもので。。

だけれども、もしたくさん見られちゃったらハードルを上げて自分の首を絞めているようでもある。。


たぶん毒的なものにはならないです。

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