佐藤まーの地下ブログ

A面はこちら https://ameblo.jp/mstk0217/

(書いた後に全消ししてしまったと絶望していた当レポですが、スマホでガチャガチャやっているうちに復活して無事ポストにこぎつけました。一安心。。。)



前回からのつづき。


午前9時、ボッカ駅伝スタートの時間になりました。

しかし自分のいる3区中継地点はスタート位置から650m上の山の中。
当たり前の話ですが、もう既に走り始めているであろう1区がどんな様子なのかは全く分からないのです。


2019-05-26-23-45-22


3区でスタートを待つ約100人は、山小屋の少し上の山道が広くなっているところで自分の順番が来るのを待っていました。

自分は広場から外れた木の切り株に腰をかけて待っていたのですが、ここで便意が気になり始めます。


3区の登録に間に合うために、バタバタと山を登ってきたので、トイレに寄る時間が無かったのです。

持ってきたお金の400円も、山小屋で水を買う用に使ってしまったのでトイレに払うお金も残っていませんでした。


辺りを見回します。

(森の中でしてしまおうか ※マナー違反)
(適切な葉っぱはないか ※NGソ)


痛そうな葉っぱしか見あたりませんでした。


試走がてらコースの先の方に行ってみよう。
(適切な葉っぱがrcfyvぐひ…)



コースの先の方に行ってみましたが、踏み固められた山道の脇道では結局同じように痛そうな葉っぱしかありませんでした。


ある重大な決断をします。

「頂上に行くまで我慢しよう」


そう思うと、不思議と便意は収まりました。


NGソ場を探しにコースの先の方まで来たことで、走りのイメージが湧いてきます。


(登って、少し下って、少し登って、結構下って、最後ガツンと登る)



3区はボッカ駅伝随一の高速区間です。
20kgの重りを背負ってはいるけど、歩くのではなくて基本走る。


試走から中継地点に戻ると、トップの選手が近づいているのか、スタート待ちの選手たちが先ほどより少しざわついています。


その内、大会スタッフの方がメガホンで選手の呼び出しをかけ始めます。

「〇〇番!」


トップは20kgの部の男性チーム。

本駅伝の襷である20kgの歩荷を受け取った3区の選手が、最初300mほどの登り道を飛ぶように駆け上がって行きます。


(え?ほんとに重りを背負っているのあの人!?)


続いて2位の選手が同じように飛んで行きました。
「〇〇さ~~ん!」と黄色い声援が飛んでいましたので、有名な方のようです。

そういえば原パンさんがスタート会場で、有名な人がいっぱい来てるよ!と興奮していたのを思い出しました。


その後、続々と飛び出していく上位陣が、そろいもそろって登りを駆け上がって行く姿を見て、自分も不思議と「大丈夫。走れる。歩かない。」という気持ちになってきました。

それよりも心配なのは、腰痛持ちの自分の代わりに激坂の2区を担当することになったこゆみさん。

苦しんでやしないか。
途中で潰れていていないか。


軽く責任を感じつつ、気が気ではなく待っていると「14番!!」と呼ばれ、中継場所へ。


こゆみさんが激坂の山道を一歩一歩上がってきました。
苦しそうだけど大丈夫。足取りはしっかりしています。


こゆみさんから歩荷を受け取り、1区を終えサポートに回ってくださったぬまっちさんに水を預け、こゆみさんのケアに入ったニシキさんに見送られスタート!



最初から全開で300m近い登りを駆け上がる。
イメージだけはトップ選手のように飛ぶイメージで。
(ただしう○こは飛ばさないように)


300m近い登りの頂上近くになると、さすがに脚が止まってきますが、長い平坦な直線の先に先行する20kgの部の選手の背中が見えた。



前に追いつこう!


で、しばらくして追いついたんですけど坊主頭の選手、若い!
どうやら高校生の部で出ていたグループの様です。

コースの半分くらいでサポートのぬまっちさんが追いついてきました。


「ガンプ君いいペース!」ぬまっちさんから励まされて俄然やる気が出てくる。


下りに入って一気に高校生にベタ付けポジション!

最後の登りで一気に追い抜いてやるって勢いで入った最後の登りの途中で膝が笑ってきたw


1kmの距離で膝が笑うとかあるのかとちょっと自分でも笑えてきました。
結局最後の登りでは脚が止まって少し高校生から離されましたが、なんとかかんとか息も絶え絶え、アンカー4区の原パンさんに歩荷を繋ぎ、自分の役目を終えました。

タイム8:56 区間19位/103チーム
初心者にしちゃ頑張った!と思ったら自分より速かった女性が2人もいた。。



(自分以外の区間は、サポートで全区間見てきたぬまっちさんのレポをチェック!)
。。。。。。



走り終えてゼーハー呼吸を落ち着けていると、40kgの部で4区担当のハンサムネコさんが現れました。

マイペースで完走を目指すとおっしゃっていましたが、40kg背負ってバカ尾根を登るなんて想像もつかない。
しかもこの後、マイペースどころではなかった。


そのうち、こゆみさんをサポートしていたニシキさん、こゆみさんが登ってきましたので、自分も山頂に向けて歩き出しました。


山頂近くは木がまばらになってきますが、もやがかかっていて景色は見えず。


40kgの部2位のチームの後ろを登っていたのですが、すでに20kgの部でfinishして応援に降りてきた人達からの声援がすさまじい。

がんばれ!
あとちょっと!
ラストラスト!

ナイスボッカ!


ナ、ナイスボッカって!

前日書いていたこともあり、ナイスボッカがナイスボッ○に思えてくる。


お兄さんの「ナイスボッ○!」にはおまえもな!
お姉さんの「ナイスボッ○!」にはデレデレ!


不埒な、そしてこの後すぐに吹き飛ばされることになる妄想のおかげで台無しになってしまっておりますが、とにかく4区最後の階段区間の熱気はすさまじいです。


もやが掛かり白く曇る山頂への階段を登る中、脳内ではボブディランのknocking on heaven's doorが流れていました。。。



山頂でチームの皆さんと合流して記念撮影。
1時間30分を10秒残しでギリギリカット!

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この後、40kgを背負って登ってきているであろうネコさんを応援しに行こう、となりまして山を降り始めるチーム原パン連合一同。


40kgの部の選手たちはみんな尋常ではない汗をかいています。

中には歩を止めてその場から動けなくなっている人もいたりして、ネコさんの様子が気になり始めたところで、明らかに前後の選手より速いペースで登ってくる40kgの選手がいました。


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ハンサムなネコさん


やっぱりかいている汗は尋常ではないです。
それでも時折息を整えつつ、40kg背負っているとは思えないペースで登ってきます。
そして周囲には大サポーター集団。

「こ、これがブログ村マラソンカテ最古参の人望か!」と圧倒されつつ、自分たちもネコさんの後ろに付いて再び山頂を目指します。



心からこの言葉が出ましたよ。

「ナイスボッカ(歩荷)!!」


ネコさんの気迫を見て、さっきまで頭に浮かんでいたくだらない妄想が消し飛びました。
本当にかっこよかった。



。。。。。。


山を降りた後は、ネコさんのチーム(mixi繋がりらしい)の青空宴会に混ぜていただき、
2次会では定番の本厚木白コロホルモン屋へ。


ブログ村やアメブロの昔話を色々と聞けましたよ。



ボッカ駅伝、また来年も参加するのかな。
(でも家から電車2時間半は中々ハードですw)

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原パンさん初め、ご一緒させて頂いたみなさん、大会スタッフさん、ありがとうございました。





ボッカ駅伝レポの途中ですが、昨日急遽飲みになったのでストックしていた5月まとめを前倒し放出。



月の振り返りとかいつ以来だ?

ずっと故障とかで100kmくらいしか走っていませんでしたものですから。。

 

 

〇走った日

5/3 27km(ぽんぽん山)

5/5 7km  ジョグ

5/7 10km 〃

5/8 19km 帰宅ラン

5/11 17km ジョグ

5/14 17km 〃

5/15 10km 〃

5/17 7km  〃

5/19 42km 奥州きらめきフル

5/22 10km 皇居男塾練

5/25 21km 本八幡ヨガ前後のジョグ

5/26 17km ボッカ試走(負荷は平地30km以上)

5/30 5km  ジョグ

5/31 19km 帰宅ラン

 

5月の走行距離:228km



「イベントやらレースやらの参加日が5日、他飲み会多数」
や、やっぱりリア充と言われても仕方ないですねこの頻度は。
他にもチャレフジメンバーでキラキラ飲みに行ったりご近所飲みにいったり。。
ランニング以上に、まずは己の生活を悔い改めねばならないと思った5月の振り返りです。
沢山お誘い頂ける事は嬉しいですし、おさけ大好きだから断りたくないんですけど、キ、キンが……。
ちとしばらくはこのまま地下ブログに引きこもって地味にしておこうと思いました。



「案外走っていた5月」
ランニングの方は全然走れていないと思っていたのですが、距離だけはまあまあ行っていたようです。

腰の具合も悪くないように思います。

ただまあ自己診断で失敗したくはないので再検査のある7月まではハゲ散らかしまくります(キロ6オーバーのジョグをすることらしい)

ランニング的にフサフサになれるのはいつなのでしょう。

 

 

〇レース予定

6/9 飛騨高山ウルトラマラソン100km

 →落としどころをどこに持って行くか?かんくろーさんのチャレフジ的な走り方も検討しましたが、事情として違うのが「ぜったいにおせんべみやみサムたちは自分のfinishを待ってくれないw」

お、押忍。。

 

7/28 東京夏マラソンin城南島

 →ユキさんが募集してくだすっておるリレマラに参加させていただきます。これは楽しみです。

 

 

以上です。ってえー2つだけ!?

 

46月、レースを詰めたのに故障で全て棒に振ったトラウマが秋レースをクリックする手を止めにまいるのです。

 

 

〇たっきぃさん捜索進捗

アメブロにいつ戻ろうかを、決めかねております。

たっきぃさんからは返事があって早々に無事が確認できたし、もういつ戻っていいのですが、ライブドアブログで書きながらツイッターで反応を得るという居心地の良さも中々捨てがたいのです。

 

あまり走れていないってこともあり、ここのところずっとエントリーがブラッキーな内容になりがちでしたから、地下ブログを称すこっちで書いてしまった方が気が楽だったりもしています。

 

だもんで調子が上向くまでは少々こちらで続けることになります。

よろしくお願いします。


あれ?なぜか字のサイズが違う。

慣れてないので直せない

ボッカ駅伝は表丹沢最高峰塔の岳ふもとの大倉が大会会場になっております。


そしてその大倉へスタート時間の9:00に合わせて行くには、地元駅4:46の始発に乗らなければなりませんでした。

地元駅~小田急線の渋沢駅までの所要時間は約2時間半ですよ。
始発に乗っても当初原パンさんが決めた集合時間の7:00には間に合わないのです。

これから20kgの重りを背負って山の中を駆けずり回るというのにこの長距離移動。
気が重い。


道中の電車ではほとんど寝ておりました。

松戸~千代田線直通の常磐線に乗って代々木上原まで約1時間はほぼ記憶喪失。

代々木上原で小田急線急行に乗り換えて渋沢までの1時間強は金曜に開催されたアスリートヨガ道場のキクチさんのとかのブログを見てププッと笑いつつ過ごしておりました。


渋沢駅で駅伝メンバーの3人。
そしてぬまっちさんご近所ランナーで応援に来てくださったウルトラランナーニシキさんと合流し、大倉までバスで向います。



会場の大倉の登山口は戸川公園という広い公園の中に、ビジターセンターやコンビニなどの施設が充実しております。
戸川公園の会場へ到着してみると、なんか通常のロードレースやトレイルレースとは違った雰囲気。


いわゆるランナー体形よりも、ごっつい人が多い??

自分も周りからはそう見られていたかもですが・・・・・・。なんせ見た目だけ、実質の山登り先週の試走で明らかになった通り戦闘力たった5のゴミ。だけど見た目威圧感としてはチームとしては貢献できたでしょうか。


原パンさんが受付を済ませてくださり、歩荷である20kgのジャリをザックにセットし、各自着替えに荷物預けを済ませると驚愕の事実発覚。


このボッカ駅伝。
スタートは9:00なのですが、1区~4区まで規定の時間までにスタート位置に着き、区間ごとで受付を済まさねばならない。


受付時間は、
1区 8:00
2区 8:20
3区 8:40
4区 9:00
とかそんな感じだったと記憶。


大倉に到着し、荷物預けを済ませた時点で既に8:00。

2区、自分が腰痛で急遽区間変更をしてもらったこゆみさんが走る事になったのですが、中継地点は3.5kmほど先。
しかも山道を通って20分でたどり着かねばならないのです。



無理無理無理無理無理



焦るチーム原パン連合会一同。
バッタバッタしつつそれぞれの区間の中継地点へと向います。


もうすでにレースは始まっている。


原パンさんと一緒に、1区を走る選手たちに先駆けてコースを登ります。

先に2区中継地点に向っていたこゆみさんをキャッチ。

4区の原パン監督は、スイスイと山道を登って先へ向う。

さすが山の中でなら余裕でサブスリーレベルのトレイルランナーです。


で、自分はこゆみさんと一緒に中継地点へ向うのですが、これまたこゆみさんが山道の登りを普通に走っていくのです。

え?山道の登りって走るものなの?
そんな習慣がないもので面食らいつつも、なんとかかんとか付いて登っていきます。


途中、2区以降で走るであろうランナーさん達をパスし、その中にはこゆみさんのお知り合いなどもいて「2区受付に間に合わないから先急ぎます!」と言ってパスしていくと、「私も2区だけどまだ大丈夫だよ~。」なんていう答えが返ってくる。


確かにさ、厳密に上の受付時間でピッタリ締め切っていたら、受付に間に合わないランナーが続出するはずですよそんなに急がなくても良くないですか。
とか思っちゃうのが自分なのですが、こゆみさんが受付に間に合うため必死に走る姿を見ていたら、自分だけ余裕こいて3区受付に間に合わずチーム全体が失格なんてことになったら目も当てられないものだから。

しかも腰痛だからと無理を言って2区と3区をこゆみさんに代わってもらった経緯もあるものですから必死でシロメ向いて山道を駆けずり上がりました。




まあ、2区中継地点にたどり着く直前で結局こゆみさんに付いていけなくなっちゃったりしたんですけどねw



2区中継地点の見晴らし茶屋へたどり着くと、先に山を上がっていた原パン監督が我々を待っていてくださりました。


2区出走の受付を済ませるこゆみさんとお別れし、原パンさんと2人で先へ。


2区~3区のコースは「塔の岳バカ尾根」を象徴するようなエゲつない登り区間でして、まあ、あっと言う間に原パンさんに置いていかれましたのです。


それでも、同じく3区か4区を走るであろうランナーさんと一緒に、マイペースで2区の登りを進みまして無事3区中継地点に到着。


8:40という受付時間ギリギリだったのですが、スタッフの方の話しを聞く限り、まだ半分以上のチームが到着しておらず受付を済ませていないとのこと。


そりゃそーだ電車とかバスとかのスケジュール的に無理があるでしょう!



4区中継地点へと向う原パン監督をお見送りし、1時間くらいあとになるであろう中継のその時を、そこらへんの木の株に腰掛けて待ちます。
大倉よりも標高が高いので、待っている間はちょっと肌寒かった。



そして迎えた時刻9:00。


1区走者であるぬまっちさんが、大倉のふもとでスタートした到着するであろう時刻となりました。


2019年、ボッカ駅伝リレーが始まりました。



あぁ怖い……。



つづく


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